70YERS LIVE 「OLD GUYS ROCK」
ジュリーの古稀ツアーがついに始まりました!
7月6日の日本武道館から始まり、来年の1月21日までの全63公演。
ジュリーは70歳になっても全国津々浦々、その美声を聴かせに飛び回ってくれるようです。
そして記念すべきツアー初日の本日、日本武道館に行ってきました!!!
日本武道館でジュリーを見られるなんて、とても光栄です。
原爆を作った謎の理科教師・城戸誠として。
この日本武道館には数々の時代のジュリーがいたんです。
そして、70歳になったばかりのジュリーがいる。
感慨深いです。
ライブは16時開場、17時開演。
グッズ販売には長蛇の列が!
CD、DVDの他にツアーTシャツが発売されていたんですね。
ピンクのTシャツの前面には、誰もいない静かな部屋のような風景がぼやっと描かれています。背面には「OLD GUYS ROCK」の文字。うーん、いらないかな。
ステージの後ろの座席も満席!
ジュリーの集客力、すさまじいです!
それにしても、ステージにはギターとその機材があるのみのいたってシンプル...むしろ寂しいくらいの光景が。
ジュリーのライブは、今年1月に行った50周年記念ライブの千秋楽が初めてだったので今回は2回目です。
前回は、しっかりバンド演奏だったけど、今回はカラオケ仕様なのかしら?
なんて思っていたら、会場が暗転、いよいよライブが始まりました。
70歳になったジュリー、どんなしぶいのかしら...♡
と胸を高鳴らせながら見つめていると...
ステージにはピエロが!!!!
いや、キラキラしているもふっとしたつなぎのような衣装に、
襟元と手首には紫色のフリフリのシャンプーハットみたいなやつ(正式名称はラッフルというらしいです。さっき初めて知りました。)をつけているだけです。
いや、それがピエロだよ!
でも、安心してください。肌は白塗りしていませんし、鼻も丸くて赤くありません。目元に星も書いていません。よく見知ったジュリーがいました。
ピエロではなくジュリーでした。
70歳のジュリーはピエロのような格好をしていました。
おぉぉぉぉ
おもむろに水を口に含んでぴゅーぴゅー吹き出しました。
ピエロの曲芸かな??
なんて思って眺めていましたが、なんだこのデジャブ感は...こ、これは、、、
1曲目は「カサブランカ・ダンディ」でした。
前回のライブでは歌ってくれなくて、聴きたがっていたファンの心理をうまくついてくれますね。憎みきれないジュリーです。
でも、なんか音が物足りない感じが...
それもそのはずでギターのみの演奏なんです。
今回のツアーは、ジュリーとギタリストの柴山和彦さんの二人だけ。
ジュリーは12年前から、ずっと2人きりでツアーをやりたいと考えていたそうで、ついにそれが叶ったわけです。
そ、そうなんだ...
ちょっと派手な音楽を期待していただけに、物足りなさと残念感があったのですが、
ジュリーの「大丈夫、馴れますから!!!」って一言に受け止めねば!という気にさせられました。
音楽が物足りなくても、ジュリーの老いを感じさせない美声・歌唱力に専念して堪能できると思えばとても豪華な空間ではないでしょうか。
とてもうっとりさせてもらいました。
うっとりついでに少しうとうと...
日中の仕事の疲れもありますが、ほとんど知らない曲ばかりだったというのもあります。泣
後追いも後追い、まだジュリーファンになって1年経っていない新参者なので、全然知らない曲ばかり。泣
日頃聴いているジュリーの曲は、80年代前半までなのでもう35年くらい前になるんですね。
それは、ジュリーだってもう歌いたくないですよね。。。
ツアー名になっている「OLD GUYS ROCK」から新曲もしっかり歌ってくれました。
「グショグショ ワッショイ」なんて、自発的に聴くことなんて絶対になかったでしょうから聴けてよかったです。
アンコールでは、スコットランドの民族衣装風に着替えてきたジュリー。
奇抜な衣装を得意とするジュリーはまだまだ健在でした!素敵!!
もしかしたら早川タケジさんが考案したのかしら...?
19時に終演。
初日ライブはとてもさらっとした印象でした。
1曲1曲丁寧に歌い上げてくれたジュリー。
歌っている時は、ついその存在感に圧倒されて一瞬忘れてしまいましたが、もう70歳なんですよ。
信じられないほどのタフさです。
やっぱりジュリーはスターたる存在なのだなと改めて実感しました。
残り62公演、無事に乗り越えてください!
10月の横浜アリーナにまた参加します。
そして、まだわかりませんが当選していれば、来年1月の千秋楽にまた日本武道館でジュリーに再会したいです。
会場を出るとセットリストが張り出されていました。
親切ですね。